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田中将大ポスティングの是非2

さて、楽天が田中投手をポスティングに掛けなかった場合、一年前のこの話題が気にかかる。

マー3年12億契約もMLB挑戦へ
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20121222-1062890.html

記事の中身では、「3年12億円プラス出来高払いの複数年契約を締結。
ただし、来オフにもあらためてポスティング(入札制度)によるメジャー挑戦を行うか、球団と話し合うことができる」
となっているが、残留したときの田中投手の年俸はどうなるのか。

マー君に8億円!誠意見せる!球界最高俸を提示へ
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20131218-OHT1T00244.htm

と、誠意という言葉はどうでも良いのだが、この記事のベースになっていると思われるのが、
11月4日のこの記事。

三木谷オーナー、マー君残留厳命!米挑戦引き留めへ年俸8億円も
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20131103-OHT1T00195.htm

三木谷会長自ら8億円と公言したわけではないようだ。

それでも、「24勝0敗の成績で現状維持はないだろう」と自分も思うので、
例えばソフトバンクの内川が今オフに契約の見直しをしたように、
田中投手にも裁量の余地を与えて欲しいとは思う。

ただし契約は契約。3年12億、年俸4億でびた一文も動かさない考えなら、
契約に順ずるしかない。

1年前の記事が正確なら、3年間現状維持のまま「球団と話し合うことができる」権利を得ただけであって、
これに合意したのは本人の責任となる。

それが不服なら、早いうちから代理人を雇い、エージェントを通じて有利な条件を引き出すのが
術だろう。

まぁこの話は、年俸の見直しで落ち着くだろう。


もう一つ、然して現実的な話題ではないかもしれないが、

楽天が20億円以上を手にする“秘策”。「パッケージ・ディール」って何?
http://number.bunshun.jp/articles/-/770424

ここに書いてあるアイデアを、「いかにもアメリカらしいアイディアだと思う」と片付けてしまうのは
かなり無理がある。

パッケージディールという言葉ではなくても、
かつてNPBのドラフトでも、有望な高校生や大学生を獲得するために、
チームメイトも抱き合わせて入団させてもらうような話もあったと聞いたことがある。

ただ、この話もラテンアメリカの選手も、「同じプロの世界に入りたい」という希望を持った、
要するに抱き合わされた選手の願望も叶えることに道義が発生しているはずだが、
田中投手のために自分の野球人生を無駄に出来るプロ野球選手って、果たして存在するのか?


田中投手と同じ楽天に在籍する選手の中で、
球団が不要と判断し、尚且つMLBのフィールドでプレーする希望を持つ選手。
万が一の可能性でいるかもしれないが、そんな選手は先ずいないだろう。

そもそも、膨大な野球人口を抱える日本において、年間100人前後しかプロの門を潜れない世界で、
「人柱」となり得る選手など、存在しないと考える方が自然である。

アメリカ人の記者ならいざ知らず、日本のメディアでこんな記事をトランスレートしてしまうのは、
リスペクトに欠けてやしないだろうか。

こうした裏工作や、夕刊フジで面白記事が出てくるのも、
今回のポスティングでは楽天が主導権を握り、
そして楽天の姿勢に隙が見られないからだといえる。


それだけ、立花社長を始めとした楽天の主張は筋が通っていると解釈して良いだろう。


だがしかし、これら以外の別の条件が入ってくると、例え残留で筋が通っていても
田中投手をポスティングに掛けないことが100%覆されない理由にはならない。

一つに、為替変動の問題がある。
現在は円安が進み、今日の時点で1ドル=104円程度だが、
1年前では1ドル=89円程度。
過去5年間の1月時点での変動幅は、76~107円。
http://ecodb.net/exchange/usd_jpy.html

これを2000万ドルで比較すると、最高は21億4,000万円だが
最低だと15億2,000万円にしかならない。

移籍金はドル立てで入金されるだろうから、これをいつ、どのような形で
運用するのかは楽天という会社の判断になるわけだが、
為替の変動が影響するようだと、外部からでは見分けがつかなくなってしまいそうだ。

それと、パッケージディールなんか採用しなくても、MLBの獲得球団と楽天との間で
、球団ビジネス以外の範囲で何らかの取り引きが発生すれば、悪くはない案件となる可能性もある。

それらが裏金という不正金ではなく、ポスティングを通じて縁が出来たということで
ビジネスを発展させたという理由にもなれば、処罰の対象から外れることも不可能ではないだろう。


自分が想像出来る範囲はここまでが限界。

出来る事なら、野球のビジネス上でのみ勝負して欲しいが、
他の事業をも噛み合わせれば成立する可能性があるなら、
一企業がプロ野球チームを持つことによる恩恵にもつながる。

それが良いのかどうかは、今は判断がつきかねる。

しかしこれは、田中投手のポスティングがそれだけ大きなビジネスに発展していることの裏返しでもあり、
何だかんだいっても、少し前までは紳士協定しか存在しなかった日米の野球組織の間で、
多くの批判に晒されながらも、制度を発展させてきたらかであると理解している。

これだけは決して間違ってはいないと思う。
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