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日本人メジャーの契約内容2

2005年以降の選手に付いては羅列にて
先ずは退団後、日本でプレーしている選手から。

井口資仁   2004年オフと2007年オフに2度契約
井口は最初の契約で、期間満了後に再提示もしくはFAの約束していた。
■contract includes clause requiring club to sign Iguchi to an extension by sometime in 2007, or release him(effectively granting Iguchi free agency after three years of ML service)
その後、2007年オフに約束通りFAとなり、パドレスと1年契約。
2008年オフに日本へ戻るため、所属球団(フィリーズ)にリリースを求めるとの報道があった。
11月下旬に解雇された経緯から考えると、保有権が保持されていた可能性がある。

城島健司   2005年オフと2008年に2度契約
最初の契約はFAになれるかどうか不明。
メジャー3年目となる2008年のシーズン序盤に、球団が3年間の契約延長を発表。
これを自らoptsoutし、マリナーズを退団。日本に帰国することのみが許された特約だった。

岩村明憲   2006年オフに契約
オプションが行使された2010年9月6日にパイレーツからDFAとなり同9月13日にリリース。
拒否権が無い限りは解雇されることもないと思うので、特約事項の可能性はあったと思われる。
その後アスレティクスと契約を結ぶも、10月4日に再度リリース。

薮田 
2009年オフにオプションが破棄されFA。

小林雅英
2009年オプションが破棄されFA。


城島、岩村は特記事項。薮田、小林雅はオプション破棄により。
井口はリリースされた形となっているが、ノンテンダーの時期を早めてもらったのか、
それとも日本に戻る前提で解雇をリクエストしたのか、定かではないが特約じゃない可能性が強いと思う。


以上、前記事も含めてこれまでにMLBでプレーし、既に退団している選手の大多数を調べてみた。
ここから本題に入るが、多くのファンが勘違いしていた「契約終了後FA」について触れてみよう。

自分の知る限り、MLBでフリーエージェントになるには6つの方法がある。

・ 6年間のサービスタイムを得た選手が自らの権利を行使する(自己FAと命名)
・ 40人ロースターにいながら契約提示を受けなかった場合(ノンテンダー)
・ オプション契約が破棄された場合のFA
・ リリース(解雇)
・ opts outによる自己FA(契約内容に準拠)
・予め契約内容に盛り込まれた条件(契約終了後FA)

これらは所定の手続きを済ませれば全てFAの身分となる。
自己FAは、毎年ポストシーズン終了2~3日後に手続きが開始されるので、10月下旬から11月初旬の間に
FAとなっていればそれに該当し、オプションは同じく約1週間後に行使の期限が設定されているので、
似たような時期ではあるが、その辺は関連サイトを見て調べると良い。

★契約、解雇などの時期を調べるにはBaseball Referenceの選手ページAll Tranzaction
★契約内容やオプションの有無を調べるにはCots Baseball Contract(引退選手は情報が消滅するので注意)

こうした方法でこれまでのNPB復帰選手を分類してみた。曖昧な部分もあるので、確証の持てない部分には?マークをつけてある。


<自己FAで復帰> 松井稼、田口?、大家
<ノンテンダーFA> 石井、井口?
<オプション破棄> 薮田、小林雅、
<リリース> 吉井、伊良部、福盛、薮
<opts out> 佐々木、城島
<契約終了後FA> 岩村

他にも選手は存在していたが割愛している部分もあるので注意。

田口壮に?をつけているのは、サービスタイムが6.000に届くか届かないかの時点でリリースされているのと、マイナー在籍中にリリースされた痕跡があるから。実質上は自己FAでも構わないだろう。
こうして見ると、実に様々な方法で身柄をフリーにしているが、大多数は新しい契約が期待出来ないことで
帰国を決意したものだと考えられる。全ての日本人選手を対象にしても、自己FAにまで辿り着いたのは、

野茂、長谷川、イチロー、松井秀、松井稼、田口?、大家、斉藤隆と8人しかいない。現在契約中の選手はさて置き、個人的に凱旋帰国したといえる選手はMLBプレーヤーのまま引退した野茂と長谷川を除いた3人しかいないということになる。どこからともなく聞こえてきた諸説によると、日本人は3年しかもたないといわれているのだが、現在FAの身分で去就が決まっていない選手や契約中の選手も含めると、その数はさらに増えていくだろう。

その、今季で契約が切れ去就が未定の選手。

福留  2008~2011(MLS4.000)
2011年11月15日までに契約更新またはFAの選択を行なう。
事実上のオプションであり、金額かそれとも移籍の自由が認められる。
■club must sign Fukudome to an extension by 11/15/2011 or release him, allowing him to become a free agent

黒田  2008~(MLS4.000)
2008年からの3年契約と2011年の1年契約、両方で契約満了後FAとなる特約条項あり。
■Kuroda may become a free agent after contract expires
これを契約の度に取り交わさないと、帰国凱旋することもままならない。

川上  2009~2011(MLS1.161)
3年契約終了後にFAとなる可能性がある特約事項。ただし、所属球団が
10月15日もしくはワールドシリーズ終了後翌々日までに契約更新を提示し
これを合意すれば残留という条件。
■Kawakami may become a free agent if he and the club do agree to new contract
by 10/15/11 or one day after final game of 2011 World Series

川上は肩を故障してしまったそうで、今季はどことも契約しない可能性があるらしい。福留は全くといって良い程情報がないので、一瞬保有権有りのままかと思ったらしっかりとFAしていた。古巣の中日などは興味が無いのか、それとも新しい契約が期待出来るのか、結論が出るのはそう遠くないか。
黒田はなんだかじれったい気がするけれども、メジャー残留なら2年契約は堅いと思われるので、
そうなれば晴れて自己FAとなって凱旋帰国する方法もある。

以上の3名は、いずれも契約終了後FAの特約が盛り込まれており、金額も含めてかなりの厚遇だった。
結果はともあれ、現在NPBに在籍中でメジャー挑戦を夢見ている選手にとっては歓喜するような条件で入団した。

最後に、今季FAの状態で去就の決まった選手。


岡島   2007~(MLS4.055)
2009年のオプション行使によって、レッドソックスによる2010年の保有権が確定。
特約条項が無かったため、2010年は調停権付交渉の末残留。
その年のオフに契約提示無し(ノンテンダー)によってFAとなる。
2011年はMLS4.000も契約満了後FAの取り交わし。
■Okajima may become a free agent after 2011 season
2011年5月20日にDFAされるが、拒否権を持つためのサービスタイムが不足していたため
FAにはなれず。

斉藤隆  (MLS6.000)
今オフにFA権利取得。
2006~2008年までは所属球団(ドジャース)の保有権あり。
2008年オフにノンテンダーFA。
2009年は1年+オプション契約。行使しない場合はリリース。
■if club does not exercise 2010 option, player will be released
2010年は1年契約。10月18日にリリースされる(特約事項の形跡が濃い)。
■released by Atlanta 10/18/10


五十嵐  (MLS1.088)
2年契約終了後にFAとなる特約事項あり。
■Article XX(B) free agent after 2011 season
2012年はマイナー契約だが、満了後(翌年)は未確認。

この3名はそれぞれ事情が異なる。
岡島については、2009年オフの経緯が有名に話しとして残っていて、日本では代理人の失態だといわれているのだが、最終確認をするのは本人だろうがといいたくなってしまう。良いエージェントと契約するのも自己責任の範疇でしかない。

斉藤隆のメジャー挑戦はマイナー契約だったが、実際はスプリングトレーニングの前からメジャー枠に入ることが半分約束されていたという話を聞いたことがある。その時のロースター事情で、どうしても枠に空きが無かったそうで、ある程度の舞台は整っていたようだ。とはいえ、契約内容はメジャーの新人そのもので、野茂や長谷川と同じようにメジャーで3年間プレーしなければ年俸調停の権利を得ることが出来なかった(その代わり、金額についてはイロを付けて貰ったようだ)。そして3年が経った後にドジャースがノンテンダーの処置を行なったが、これについては今でも不思議。以降は毎年契約後FAの条件をつけてチームを転々とし、今オフに晴れて自己FAの権利を得た。

五十嵐は一旦FAとなったのでNPB復帰が予想されていたが、パイレーツとのマイナー契約を選択。岡島もそうだが、今オフに至ってはNPBからのオファーが相当しょっぱいのではないかと想像してしまう。薮田と小林雅がそれぞれ、5000、6000万の契約で帰国していたが、それ以下の提示だったのか?それともさらに高額の条件を希望していたのか?是非とも真相を知りたい。






※、情報ソースはCots Baseball Contracts/Baseball Reference
※、日本での金額は推定
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